2020年1月1日水曜日

目次

昔から、人に相談されることが多い。
そこで、よく聞かれること、よく答えることをまとめてみた。
ときには自分なりの市場考察なんかも入れてみようと思う。

これは出来の悪い私が、ない頭で考えて、書いた考察なので、
細かく緻密に考えられる人は読まない方がいいかもしれない。
そんな私だから、何もえらそうなことはいえないが、
口にして消えていくのでは虚しいだけので、こうやって言葉にしておこうと思うのである。

絶対普遍の理論なんて作れっこないので、話半分で聞いてくださいまし。

■キャリア論(何をやるか?)
じぶんはなにものか
X+Yそして+Z
ふわふわのXからかちかちのXへ
Y:とれんどぴょんぴょん
Z:本能理論
大学生が就職活動で一番間違えること
安西先生、クリエイティブな仕事がしたいです!
■成長論(どうやって出来るようになるか?)
ホップがたいせつ
だいばってきされたらきをつけろ
人はなりたいと思ったようにしかならない
達成目標を設定する
考えるコツ
上司への相談の仕方
悩んだら訊く
解けない問題があったときに考えること
焦らないための方法
スーパーギークに教えてもらった上達の方法
連続的成長と非連続的成長
■起業論(現在の私の問題意識)
起業のふぇーず
最後に勝つのは経験20年のベテラン
シェアオフィスをえらぶ
極意は真似できないから極意
好きな起業家・Webサービスを理解しておく
起業した理由
企業文化は会社設立90日で出来上がる
「へい、兄さん、起業怖くないですか?」
高付加価値労働のみに専念するという思想は本当に正しいのか?

■市場考察(お勉強)
AppBankの非常に賢い戦い方
ググレカスじゃなくて、情報降ってこいカス
「今でしょ!」の時代
「今でしょ!」の時代 その2 - その次に来る流行を予測
スマホでピザの大冒険
最後に勝つのはコンテンツ作りのプロ

□著者情報
・Twitter:https://twitter.com/#!/dongchuang
・NAVER:http://matome.naver.jp/mymatome/dongchuang
・The Interviews:http://theinterviews.jp/dongchuang
・会社HP:http://www.crisp.bz/index.php
・会社FBページ:http://www.facebook.com/pages/Crisp/113271445449618
・アスキー記事:http://ascii.jp/elem/000/000/679/679784/



このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年8月4日月曜日

NAVERまとまーの週末

NAVERまとめというWebサイトが大好きです。

2009年7月にリリースされたサイトなのですが、2010年くらいから注目していて、一時はNAVERまとめの会社に就職しようかと思ったくらいです。
こんな素敵なプロダクトが作れる会社はきっといい会社に違いない!と思ったのでしたが、そういう会社を創る、という意識でスタートアップへ就職することにしました。その後、この会社はLINEを生み出します。そのときは、やはりそうであったか、と思ったものでした。

NHN(現在のLINE株式会社)主催のオフ会にも行きました。
猛者のまとまーがいっぱいいて、最高でした。

そんな私が作った「まとめ」で一番思い入れがあるのがこれです。

【175名収録】フォロワー数が半端ない「人気踊り手」をとことんまとめてみた。【踊ってみた】
http://matome.naver.jp/odai/2136761180332754101

ニコ動の「踊ってみた」カテゴリで人気の方たちをひたすらまとめた、という内容です。
私自身が「踊ってみた」好きだし、こういうのをまとめたら、きっと伸びるだろう、と思ったら、いろんな形で伸びたので、驚いています。

NAVERまとめはSEOが強いです。なので、「踊ってみた」や踊り手の名前といったキーワードで検索されると上位に上がります。そのため、ほぼ毎日100-200のトラフィックがあります。

また、踊ってみた界隈のソーシャル効果が上がります。踊り手さんに補足されると、多くの踊り手さんやファンの方に広がり、1日に数千PVが上がります。超人気の踊り手さんにツイートされると、1日で万単位のPVが取れることもあります。
こういうのを見ると、ソーシャルの拡散力ってすごいなあと思うのです。

「踊ってみた」業界では結構有名なまとめになっているようで、かなりの人が見ているようです。この記事をきっかけに仲良くなった踊り手さんもいるくらいです。まとめを通じて出来るつながりというのも面白いなと思いますし、これからも継続的に更新していきたいと思っています。

そんなことを考えながら、この週末も、この記事をメンテナンスしました。
当初は130名を紹介する記事でしたが、いまや175名です。このペースですと、200名超えする日も遠くないでしょう。

NAVERまとめ、最高です!



このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年5月24日土曜日

最後に勝つのはコンテンツ作りのプロ

新しいサービスが登場すると、旧来のプレーヤーは過去のプラットフォームに固執した発想をするから、成功しない(というか、そもそもチャレンジしない)、という話をよく聞きます。例を挙げるとソシャゲで、ソシャゲ勃興当初は、コンシューマゲームの制作者やユーザの少なくない数の方が、「こんなのゲームじゃない」と嘆かれたのではないかと思います。

しかし、勃興期はともかく徐々に市場成熟に向かうと、状況は変わってきます。ネイティブアプリも増え、作り込まれたゲームがより可能になっていきます。コンシューマゲーム業界から、その道10年、20年の達人がソシャゲ業界にも参入し、ゲーム作りの本質を押さえつつ、新しいプラットフォームでのやり方を果敢に吸収、ヒットを飛ばしていきます。プラットフォーム初期は、そのプラットフォームと発生的に先乗りしたコンテンツがもてはやされますが、最後に勝つのはやはりコンテンツ作りの本質を押さえたプロによる、新しい場を踏まえて作り込まれたコンテンツのように見受けられます。

さて、この経験法則はなかなか汎用性があるように見えませんでしょうか?結局はいいものを作る力とその豊富な経験が必要で、それは一朝一夕に養えるものではないからです。寡聞ながら、いま、ネット業界では動画の時代だと言われているようですが、ここで勃興するコンテンツクリエイターは果たして長期的勝者になりうるでしょうか?

杓子定規的に言うと、答えはNOです。オンライン上でのコンテンツクリエイターが事務所契約するなど、「プロ化」が進んでいますが、実際に勝ち星を上げていくのは、オンラインの特性を(1-2年試行錯誤で苦労を重ねたとしても)研究し勝つであろう、旧業界出身の頭の柔らかいプロだと思います。ちなみに、プロが趣味でオンライン投稿してネット人気を博しているケースも初期から少なくないので、この手のクリエイティブはやはりプロ優勢という経験則を裏付けるのではないかと思われます。

メディアについても同様かと思われます。ブロガー・ソーシャルブロガー・ビデオブロガーなど、アマチュアやセミプロの書き手がメジャー媒体にないユニークな切り口(と体を張った執筆)で面白い記事をリリースしていきますが、やはり、長期戦になると、プロの物書き・編集者が優勢かと思われます。無料だから書くインセンティブが小さかっただけで、ビジネスモデルの成熟などに伴い、書く必然性が高まると、当然実力のあるプレイヤーが参入してきます。

もちろん、「ネット上がり」のクリエイターが勝ち続ける可能性はなくはありません。しかし、それは、早期にあまりにも人気を集めすぎて「勝ち逃げ」ている可能性があります。フォロワー数が圧倒的であれば、後発よりも多少見劣りするコンテンツでも、ある程度面白ければ、後発者より先に拡散し、主導権を握れます。ネットの世界は投稿者の間でもやはり先行者利益があるかと思います。ただし、その先行者利益に預かれるのはごく少数です。

このコンテンツ作りの新興者というのは、ベンチャー企業に非常によく似ています。若くて未経験で、でも、勢いがある。それをベテランが豊富な経験でたしなめ、成長を見守る、ということができれば、失敗もあるだろうが、大きな成功もありうる、ということになります。そうした、新プラットフォームにぽっと現れた者をフィーチャーし、大きく育てうる存在というのはこれから必要なのではないかと思います。それもまた、新しいプラットフォームの特性の前に試行錯誤しつつも、育てるプロこそが勝負に強いのではないでしょうか。

「先行勝利」のために必要な要素はここに包含されていませんが、「継続勝利」という観点から考えると、またちょっと違う見え方がするのではないか、と思い、筆を執った次第です。

とはいえ、プラットフォームのあり方が違えば、この経験則とは少し違った未来を示しそうです。その前段として、次回は、プラットフォームに乗っかるコンテンツの可能性について考えてみたいと思います。



このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年7月27日土曜日

スマホでピザの大冒険 #マーケティング

先程、ドミノ・ピザが数百万円で制作したアプリで、数億円の売上貢献を得たという記事を読みました。
「数百万円で制作したアプリが数億円の売り上げ貢献」、ドミノ・ピザのマーケティング部長 
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130726/494483/

ドミノ・ピザはスマホ初期からアプリをリリースし、スマホからの注文に積極的でした。位置情報を取得して、そこにピザを持ってきてもらえるというのは、シンプルだけれども、決して簡単でないオペレーションだと思うので、その企業努力は、素晴らしいものだなと当時、強く思ったものでした。

ドミノ・ピザ専用iPhoneアプリ、GPSでピンポイント配達 野外もOK 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/08/news055.html

そして、先日話題になった初音ミクとのコラボのアプリも、見事だったなぁと思うのです。
Domino’s App feat. 初音ミク: ドミノ・ピザを写せばARでオリジナルライブが見られるぞ!無料。 
http://www.appbank.net/2013/03/07/iphone-application/559782.php

それにしても、スマホからのオンラインオーダーの比率が20%超というのはすごいですよね!
そして、70~80%になるだろうという将来予想をしているのも、なかなか簡単にはできないアグレッシブな想定だなぁと思うのです。未来をアグレッシブに読む、というのは大事な姿勢ですよね。勉強になります・・・
2011年度には全体の7%程度だったスマートフォンからのオンラインオーダーの比率は、2012年度には17.6%になり、現在は20%を超えた。オンラインオーダー全体の割合は「将来的には70~80%になるだろう」と池田氏は予想する。 
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130726/494483/

同時に、私が面白いなあと思ったのは、デリバリーによる代引きだと、Apple税を逃れられるということでした。

iPhoneアプリ内で決済すると、30%の手数料をAppleに持っていかれてしまいます。Apple税おそるべしです。しかし、デリバリーによる代引きであれば、その心配は要りません。


Webの世界では、AppleやAmazonがどんどんプラットフォームを広げていって、オンライン決済の領土を侵食していってしまっているので、そこから逃れるには、リアルで決済するしかないのだろうなと思います。

アーティストのファングッズとか、イベント会場で売れていますし・・・

とはいえ、そんなところにも、Squareが入り込んでいるので、究極的には、私たちはグローバル企業の決済陣取ゲームからはやはり逃れられないのでしょう。


それでも当面は、アプリを集客の入口にし、集金の出口はなるべくリアルにするのがよさそうに見えます。


ドミノ・ピザの記事を読みながら、そんなことをつくづく思うのでした。


・・・と思ったら、第2弾始まっています。
うまく行ったら、すかさず二の矢を放て、ということでしょうか。
ドミノ・ピザのアプリ戦略からは、いろいろ学ぶことが多いように思います。
ドミノ・ピザ×初音ミクのコラボ再び 注文アプリが進化、ミク割、ミクボックス第2弾も 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1307/16/news018.html


このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年7月6日土曜日

「今でしょ!」の時代 その2 - その次に来る流行を予測 #マーケティング

この記事は「『今でしょ!』の時代」の続きです。
http://dongchuang.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html

今は、意志の強さが称えられる「意志の時代」ですお、という記事を書いたのですが、ちょうどブログを書いたタイミングで、DeNA創業者の南場さんの講演が話題になったようです。

「人や自分に向かわずに、コトに向かう」というのがメッセージらしい。
他人の評価や自分に出来る・出来ないの能力ではなく、定めた目標に純粋に向かいなさい、ということだそうです。
すごく熱いメッセージですね。
http://matome.naver.jp/odai/2137283171836034701

このメッセージを実録したNaverまとめ記事が、あっという間に10万PVを超えるというのは、多くの方の共感を集めたのだと思います。

これも「意志の時代」だな、と思うのです。

こういうとき、とかく人間は、猪突猛進になりがちなので、うだうだ考えすぎるのもNGですけど、何も考えずにやっちゃうのも危ないので、考えられる限りは考えて、実行して、軌道修正する、という基本に徹したいなぁーと思います。
「コトに向かう」というのは、そういうことだと思いますので。

時流に乗るマーケティングをするならば、「意志」をキーコンセプトにしますが、先取りマーケティングをするならば、「知性」をキーコンセプトにすると思います。
人は、勢いづいてやってしまった後、考え直そうとする性質がありますからね(´・ω・`)

予測など、実に勝手なものではありますが、南場さんの講演録を読みながら、そんなことを思うのでした。


このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年6月27日木曜日

「今でしょ!」の時代

東進ハイスクールの林修先生の「いつやるか?今でしょ!」はすごくインパクトがあります。
今年、ここまでブレークしているのは、LINEのスタンプで採用されたからなのではないかと思うのですが、そう考えると、激的に流通しているスマホアプリが流行を生み出すという、非常に現代的な現象なのですね。

それはさておき、10年以上昔、作家の赤坂真理さんが語った新聞記事のことを思い出します。詳しくは思い出せませんが、 ”時代は10年単位で動く。知の時代、人気の時代、意志の時代など、10年単位で時代の潮流が変わるものだ” というようなもので、強く印象に残ったものでした。

80年代のニューアカデミズムは知の時代の最たるものと言われていますが、今ってまさに、意志の時代だなあと思うのです。あまりにも混沌としすぎていて、先が見えない、しかし、生き抜くしかない、やるしかない…そんな時代の空気があります。

今の起業ブームもその一端かと思いますし、中高生を中心に、漫画『進撃の巨人が大人気なのも、絶望的までに理不尽な状況でも何が何でも生き抜くしかないんだという世界観が、先の見えない日本の社会の空気感にマッチしているのではないかと思ったりするのです。ホリエモン・カムバックに対して、皆が妙な期待感を持って迎えたのも、ホリエモンを「金力の人」ではなく「意志の人」として再解釈して、時代の空気に合わせて読み直した感があります。
※有名人を本来の人となりではなく、時代の空気に合わせて、解釈してしまうという性質は否めないのではないかなあと思ったり。

そんなわけで、いまは意志の時代です。人や商品・サービス、ライフスタイルをプロモーションするときは、「意志のある自分になるための生活提案」をするのが良いかもしれません。勝手な時代観かもしれませんが、そんなことをつらつらと思うのでした。

よし、意志貫徹アプリでも作るか(笑)




このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年1月17日木曜日

高付加価値労働のみに専念するという思想は本当に正しいのか?

ある日、休暇中の後輩に、仕事を手伝ってもらいました。

オンラインマーケティングに強い彼に、ソーシャルメディアの活用方法を考えてもらい、
具体的なアクションレベルまで落とし込んでもらいました。
頼りになる後輩で、持つべきものは優秀な後輩だとつくづく思った次第です。

後輩の仕事ぶりに感心しながら気づいたのは、
彼に企画してもらったアイデアを実行するためには、
最終的に、何百回・何千回と単純な反復作業をする必要があることでした。

後輩は、「これは僕のやる仕事ではないですね」と言いました。
その意味するところは、優秀な彼は付加価値の高い仕事に専念し、
単純作業は他に任せられる人に任せるべきだという考えです。
これは、非常に経済合理的な正しい考え方です。

実際、私自身も、コンサル時代にそのような労働思想に従い、
次に就職したベンチャーでも、自分がなるべく仕組みに落として、
作業は作業が得意な人に任せるようにしていたものでした。

しかし、自分の会社のような、本当に始まりの始まりに位置するスタートアップでは、
この合理的思想は意味があるのだろうかと疑問に思うことがあります。

「何が合理的で、何が非合理かどうか以前に、とにかく自分がやらないと始まらないのが現状じゃない?」
——そんな風に思うのです。
リソースの潤沢な企業ならともかく、
いま、1人で、いろんな人の助けを得ながら回しているここでは、
とにかく自分が何でもトライし、泥臭くやるしかないのです。

そう思うと、頭で考えて仕事を割り振るというよりかは、
とにかく実行に移して、頼れるときには人に頼る、
それのみだ、とも思うのです。

組織にいた頃は、「これはやる、あれはやらない」、
と振り分ける思考がありましたが、
今は「とにかくやる」思考です。
とにかくやって、ある程度組織化したところで初めて、
「これはやる、あれはやらない」思考が意味をなしてくると思うのです。

でも、単純作業でも泥臭くやっていると、
作業の書類やデータの中から光る何かが見つかり、新しい気づきが得られます。
非合理なように見えて実は価値がある、そんな世界もあるのです。

組織化し、早く任せられる人を迎えることも大事だなと思いつつ、
作業する現場の中で多くを学べることも素晴らしいことだなと思いながら
ボタンを連打するのでした。


このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年10月28日日曜日

ググレカスじゃなくて、情報降ってこいカス

ググレカス、という言葉がある。

人に訊く前にググりなさい、という意味である。

仕事としても、ネットマナーとしても、これは正しい。

でも、Webサービスの設計思想としては正しくない。

グーグルは便利だ。

でも、検索しない人がいるということは、検索は手間だと思っている人がいるということである。

ググらなくても有益な情報が振ってくるのが次のイノベーションである。

Windows8をインストールした人が、自分のPCがタッチパネルにならないとクレームしたという笑い話があるが、これも同じことが言えるだろう。

ユーザからすれば、ハードもソフトも区別がつかないのである。

こういう笑い話こそ、新しいサービスを考えるきっかけだなぁと思う。


このエントリーをはてなブックマークに追加

「へい、兄さん、起業怖くないですか?」

「起業怖くないですか?」

よく訊かれます。怖い部分っていっぱいあるなあと思います。それと同時に、「会社で働きまくって体を壊す」のも怖いなあと思ったりします。

今の市場は、「会社で働いて体を壊したとき」のセーフティネットがあまりにも弱いからです。

「会社で働いて体を壊した人」はサイレント・マイノリティなので、その怖さを知る機会が非常に少ないのです。
(実は、サイレント・マジョリティと言っても過言でないくらいに、多いのです。)

それはさておき、
「3年以内に結果が出なかったらやめる」とか、「個人保証しない(失敗時、借金まみれにならない)」とか、うんぬんかんぬんを言えばいいのかと思ったのですが、
どうもそういうことではないようです。

思ったのは、「登山家は冬山でも登る」なぁ、と。

どんな仕事であれ、成功よりも失敗の方が多いし、
失敗は辛くてしょうがないのですが、
やりたいことがあれば、おのずとやるという側面はあるのではないかと思いました。

怖いのは事実です。しかし、怖いからしないというのは実は違うのではないかな、と考えています。

身の回りの起業家の知人、みんな仕事大好き。ほんと休まないっすねw


このエントリーをはてなブックマークに追加

安西先生、クリエイティブな仕事がしたいです!

若干、茶化したタイトルで恐縮です。。。

クリエイティブな仕事がしたいという人は多い。

新しいプロダクトを作るみたいなクリエイティブもあるし、
既存のプロダクトに新しい光を当てる広告もあるだろう。
中には、制度設計や課題解決もクリエイティブだと言う人もいる・・・

そんな話を伺っていて、どう申し上げたらよいか分からなくなることがある。

そんなある日、「これは思考の問題ではない。行動の問題である。」と気づいた。

その想いが本当なら、既に行動に移しているはずなのである。

どんなにしょぼくても、
新しい物が作りたい人は、新しい物を作っているはずだし、
社会問題を解決したい人は、近所のゴミ拾いでも何でもしているはずである。

小さなことでも、実行に移していれば、
徐々により大きなことが出来るようになる。
小さなことでも、実行に移していれば、
他の仕事も任される。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という金言があるが、
スキルがなくても、機会は創り出せるのである。

「これは思考の問題ではない。行動の問題である。」

安西先生、既にバスケしてますが何か?


このエントリーをはてなブックマークに追加

連続的成長と非連続的成長

先日、とある場所で、成長には2種類あるという話を学生さんにした。

1つは、連続的成長。勉強みたいに、1個ずつ知識を蓄えて、徐々に問題が解けるようになる、という種類の勉強だ。

もう1つは、非連続的成長。仕事していて、超理不尽で「なんか納得いかない!」・「苦しい!」と思うようなときでも、頑張っていると、ある日急に発想の転換を伴う等して、出来るようになることがある。

俗にブレークスルーと呼ばれているのは後者のことだ。

そこに来ていた学生さんは、みんな頭がいいし、ロジカルである。ロジカルであるというのは1つの才能でもあるけど、自分のロジックではありえないことを理不尽として、途中でその仕事を投げてしまうことがある。

すると、非連続的な成長が遅くなってしまうので、何も考えずにばかになれる人にいつか追い越されてしまう。なので、非連続的な成長というものを早く体感することが重要である。

そんな話をした。そしたら、そこにいらした仕事人の方が、「苦しいと思ったときは実は転職しない方がいい。乗り越えたときに転職した方がいいよ」とフォローしてくださった。

今は、大企業でもベンチャーでも、ロジック=有用と言われすぎている。
有用なだけに、ロジックは怖い。
その危険性を理解した上で、ロジックを使っていきたいものである。。。


このエントリーをはてなブックマークに追加

スーパーギークに教えてもらった上達の方法

起業して間もない頃、スーパーギークに出会った。

口をきくのも申し訳ないくらいの、スーパーギークだった。

そんな方に訊いてみたかったことがある。

「プログラミングの上達のコツって何ですか?」

かの人は神だった。

記憶を辿ると、こんな内容だったと思う・・・

「そのアプリを本当に作りたければ、何でもすると思う。どんな難しい本だって読むし、ネットでも調べるし、英語のドキュメントだって読むようになる。」

「作りたいものを作れば技術が身に付く。そこで得た技術と新しく学ぶ技術を合わせて、また新しい物を作る。・・・こうして技術は積み重なっていく。」

「よく、『プログラミングできるようになりたいんです!』という人が来る。分厚い本を与えて『1週間で読んできて』というと、読んでいなかったりする。本当に作りたければ、そんなことはない。」

プログラミングに限らず、本当にやりたい気持ちがあれば、人はやる。

やると決めれば、その想いは本当か、確かめることができる。

なので、とにかくやろう。作ろうと気持ちを強めた日だった。


このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年5月21日月曜日

焦らないための方法

人は結果を急ぐ。焦るなといっても焦るのは自然なことだ。

しかし、焦るのと急ぐのは違う。

では、焦るとは何か?

それを、私は成長ステップが見えない状態だと思っている。

自分もそうだし、相談しにくる後輩もそうだったが、例えば社会人2年目にして優秀な5年目でも難しいことができていないからといって焦るというケースがあるものだ。

あれは、自分がどういうステップを踏んでいくべきかが見えていないから、社会人2年目にして5年目水準の仕事ができていないと思うのである。

厳しい現場なので、何年目だろうが高い水準の仕事をこなせと言われるので、ピュアに焦っているつもりなのだが、成長論の観点では、それはあまり謙虚な了見ではないのかもしれない。

AとBという下積みを経ないと、求められるCという高水準の仕事はできないので、まずはAとBをやるべきである。
にもかかわらず、AとBをまずは着手しなければならないということに気づいていないというのは、成長論的には謙虚ではないことになる。

当の本人が自らの成長ステップの全体像を理解できるはずがないから、AとBを経て初めてCができるということを伝えるのが、メンターの役割である。そして、それに基づき、当の本人はAとBをとにかく早くできるようにすることに集中するのが正しいはずである。

焦っている場合ではない。

焦っているいとまがあったら、メンターあるいは、メンターがいなくてもメンター代わりになる人を見つけて、成長ステップの全体像を描き出すべきである。

焦っているなあと感じたとき、そんなことを思った。



このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年4月27日金曜日

解けない問題があったときに考えること

解けないときは無理して解かないようにしようと思っている。

その代わり、なぜ解けないかを考えるようにしている。
そして、どうしたら解けるようになるかを考えている。

情報不足なのか、考え方の引き出し不足なのか、
「何を学習すればよいのか」を考えるようにしている。

いま関わっている問題は、学習しないと解けない問題がほとんどである。
学習テキストは本や記事でなく、「人」だったりすることが多い。

この間、営業の方が「売上が上がらない」と相談にいらしたのだが、
原因は「何を学習すればよいのか」、敢えて考えようとしなかったのだった。

「売上が上がらない」

「契約が取れる提案になっていない(過去の提案書の焼き直しになっている)」

「顧客に響く提案のポイントを知らない」

「そのポイントを上司・先輩に訊いていない」

「人間関係が上手くいっていない」

「管理職経験の浅い上司とのコミュニケーション技法を知らない」

ここまで書き下すと、よくありそうに見える話なのだが、
この営業の方からの相談は過去に電話で頂いていた。
「こういう業界の、こういう顧客で、どんな提案をしたらよいでしょう?」と訊かれ、
ずっと、どうだろう、こうだろう、と話していたのだった。

そして、対面で会った際、提案書を見せて頂き、「あれ?」と思ったのが、
問題解決の糸口になったのである。

「答え」は結局は自分自身で出さなければならないのだが、
「答え」に至る「材料」は誰かが持っていたりするものである。
その「材料」を誰が持っているかが重要だったりする。

想いが強すぎると、「答え」を出すことに必死になってしまい、必要な「材料集め」を怠ってしまうことがある。
相談に乗る方も、一緒に頑張って答え探しに協力してしまいがちだ。

解けないと思ったら、一呼吸置いて、今の自分にどんな材料が必要か考えてみよう~



このエントリーをはてなブックマークに追加

悩んだら訊く

「悩んだら訊く」――簡単なように見えて、簡単ではない。

いまの手持ちの情報量で考えて解ける問題か、そもそも解くのに必要な情報を持っているか、
それ自体が分かっていないことが多い。

また、十分な情報を持っていても、
考え方の引き出しが足りていないと答えにいきつけないことがあるが、
そもそも引き出しが足りているかどうかの判断がしにくい。

そこから自分に必要な「情報」と「考え方の引き出し」が何かを特定した上で、相談しにいく。

プロアクティブに相談するのは技術が要り、やはり難しいと思う。
でも、進んでやっていきたい。


このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年3月4日日曜日

企業文化は会社設立90日で出来上がる

企業文化は会社設立90日で出来上がる、と私は思っている。どんなベンチャーでもそうだ。

私の会社はまだ従業員1名だが、サポートしてくれているチームメンバーが10人近くいる。その段階で、既に組織化が始まっている。

彼らは自由人だ。ほとんどがコンサルやエンジニアというキャリアを脱し、自由気ままに生きている人間である。

そして、元ヤン・ニート・オタクで構成されている不良軍団である。真面目な人もいるが、基本的に問題児しか集まっていない。

今回会社を作るに当たって、エスタブリッシュメント側の人間は極力入れないようにしている。

論理的に正しい解を即座に求めているのではなく(というか、そういう解を導き出す訓練は、私を含め、今のメンバーはよく経験しているし、そのことの重要性もよく承知している)、本能で自分たちがいいと思えるかどうかを大事にしている。
そのウワモノとして論理を積んでいく。

あまり知った口は叩きたくないが、論理的に考えすぎると、時々すさまじく道を外れるからである。これが、限られたメンバーによる組織の論理の始まりである。

境界を設けず、今は、ゆるく自由にやっている。メンバーも集めているというよりかは、自然に集まっている状態である。

と、いいつつ、しっかりリクルーティングしているので、この不良軍団に興味がある人を見つけたい。



このエントリーをはてなブックマークに追加

起業した理由

組織を飛び出してでもやりたいことが沢山あるから、である。

ビジネスと社会活動の2つの観点から考える。


コンサル時代、iPhone研究会という社内研究会を作って、クライアントへの提案を目指して、スマホアプリを使った事業案をいくつか考えた。
今のフクログ・iQonのようなコーディネートアプリや、スマポのようなポイントサービス、スタートアップウィークエンドで話題になった聖地巡礼アプリ等、時代の先を行ったアイデアをスマホ黎明期に沢山生み出していた。業務ツールアプリも考えていて、既にBtoBまで視野に入れていた。

でも、実現しなかった。
それは、当時の私のマネジメントスキルの問題や、本業の忙しさの問題等、いろんな理由があったが、どんなに私が習熟したとしても、組織の中では限界があるのではないかと感じた。

自分の中の発想は限りなくて、スマホを使ったビジネスなら、バンバン出せると思ったし、スマホという新しい市場ならチャンスはある。
そして、コンサルならではのビジネス感を持ったスマホアプリを企業に提案できると気づいたからである。「そのアプリ面白いけど、結局どのくらい儲かるの?」という問いに答えられるか。それは決して簡単ではないし、アプリの性質にもよるが、自分たちならできるのではないか、と思ったのである。


次に、社会活動の観点から起業した理由を言葉にしてみる。

私は元々社会学の研究者になろうとしていたというのもあって、社会への関心度が人一倍強い。
修士まで行ったが、博士課程に進まなかったのは、社会に直接働きかけるプレイヤーになることを検討したいと思ったからである。その結果、第一歩としてビジネスの道を選択した。

経営コンサルティングやその次に転職したベンチャー立上を経て、独立して、もっと社会性の高い事業ができると思うようになった。
自分が社会的問題だと思うものは沢山ある。それらの問題に、片っ端から取り組もうと思った。


自分が解決したい課題は無数にある。その中でも特に関心を持っているのはグローバル化である。

ソーシャルネットワークは、私たちの世界を広げてくれているが、知り合いの知り合い・・・と辿るだけでは、結局コミュニティに閉ざされてしまいがちである。ここに制約がある。

これを取っ払おうというのが「気持ちボタン」である。コミュニティの壁を突き破るのがミッションである。そしてこれは、世界の問題解決を加速させるインフラを作ることにつながる。

Consumer/CitizenのCレベルでビジネス/課題解決が加速する時代が訪れると思っている。次代のためのインフラを作りたい。

組織を飛び出してでもやりたい人による、組織を飛び出してでもやりたい人のためのWebサービスを作っていくことがCrispでやろうとしていることである。



このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年2月6日月曜日

好きな起業家・Webサービスを理解しておく

成功している人・事業をベンチマークする習慣は誰もがあるのだろうが、実は自分の好きな起業家・Webサービスを理解しておくことには意外に無頓着だったりする。

自身の経験と仲間の経験を通じて、
自分の「好き」を理解しておくことは、事業のある場面(※)において、非常に重要だと気づいたので、
メモしておくことにする。

※答えは伏せておきます(笑)

・ミクシィ
SNSであることを徹底して貫いている信念もそうだが、FindJobとの2本柱である点に本能レベルで惹かれる
・NAVERまとめ
まとめると、便利だし、楽しいし、PVと言う形でどれだけ盛り上がっているかが見えて楽しい
(=投稿するエクスペリエンスに優れている)
※nanapiも好きだが、まだそういう経験ができていないのが不思議。でも、いつかしたい
・Fancy
この美しさ、本当に好き。画像の上にポインタ乗せると、ボタンが出てくるのが気持ちいい
・Dropbox
PC2台使っている身としては、最高に便利

こうしてみるとシンプルなサービスが好きなようである。
そういう性格のようである。
意外に美的楽しさとか、知的楽しさとかも大事にしているようだ。
・・・などと気づく。

この発見を、自分のサービスにどう反映するのか、とか、どういう人と組むのか、とか、事業のいろんなところに仕掛けていくと、
他サービスの長所を「Z:本能」(高いアスピレーション)で吸収していくことができるのかもしれないなと思ってみたりする。




このエントリーをはてなブックマークに追加

大学生が就職活動で一番間違えること

大学時代の自分を振り返って、それは、Yの分析だったと思う。
(あくまでの自分の体験談であるが、似たような経験を持つ方は少なくないのではなかろうか)

X:自己分析 ⇒ ○これまでの経験も、強み弱みの分析も、時間を掛ければ十分出来る
Y:市場分析 ⇒ ×自分が選んだ業界・職種での経験がその後のキャリアをどう制約するか、十分に理解していなかった
Z:本能    ⇒ ○大学時代、やりたいことを存分にやったし、就職先も本能で選んだ

学生と社会人の情報格差というのは実は埋められる。当事者の話を聞けばよいだけだからだ。

コンサルがどういう仕事かをよく理解していたから、「5年後、どの世界にいっても頑張っていくだけの土台を作る」という当時の目的に適した選択ができたと思う。(今の土台がいいかはさておきw)

しかし、中で働いている人でも分からないようなキャリアビューが必要だった。
10年先までが分からなかった。

とても贅沢な話だし、目の前のことを頑張るでもいいのだが、見落としがあったといっていい。

「コンサルを卒業すれば、企業の経営企画、ゆくゆくは経営者になれる」、といわれていて、
それは必ずしも間違っていないが、それは「コンサルになると何になれるか」であって、
「コンサルになると何になれないか」を語っていない。

コンサルのキャリア制約は、
・経営サイドになれても、商品サイドはなかなかやらせてもらえない
・現場を動かせるようになるには、自分が変わる(脱コンサルする)ための修業期間がいる

具体的に言うと、
・学生時代、起業経験がある人は(商品開発や営業等)、コンサル卒業後、即起業しても強い
・学生時代、上記経験のない人は、コンサル卒業後、事業会社で修業している(但し、脱コンサルには非常に苦労する)

こういうことは、中で働いている間は(頭で分かっても)十分理解しきるのは難しい。
なので、一度辞めて外に出ている人の話も聞く必要が出てくる。

コンサルに限らず、広告代理店でも商社でも金融でもメーカーでも、
キャリア制約という問題があるはずなので、よく研究しておくとよかったなあと思う。



このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年2月4日土曜日

AppBankの非常に賢い戦い方

(※2012年2月4日にこのブログを書いたのだが、同月23日にジャフコより増資を受けたというニュースが流れたhttp://gamebiz.jp/?p=52386。AppBank村井さんがガイアックス上場時のメンバーだったという経歴も踏まえると、下に書いたようなシナリオは最初からある程度頭のうちに入っていた可能性が高い。)

「今、注目しているベンチャーどこですか?」と訊かれたら、AppBankと答えるかもしれない。

iPhoneのapp storeを見ると、AppBank製のアプリが上位に食い込んでいる。

ポケットべガスしかり、今日の運勢しかり。

あれ、アプリレビュー屋さんじゃなかったの!?となる。

アプリレビューに始まり、アクセサリー販売を始め、そして今やオリジナルアプリで稼いでいる。

何でどの程度儲けているか、数字を把握しないと明言できないが、

・アプリレビューで独自の地位を築き
・アプリビジネスのノウハウ・人脈を蓄積し
・レビュー・アクセサリー販売でユーザー接点を確保し
・しまいには自らアプリを作る
という進め方には頭が下がる。

しかも、アプリは、カードゲーム、占い、など、誰もが毎日使う定番アプリ。

ダイヤルキューツー、i-mode、ポータルサイト、スマートフォン、、、

と、どの時代でも必ず黎明期に流行るのは、こうした定番サービスである。

それを手堅く取りにいくところが心憎い。さすがである。

何百、何千とアプリを見ているから、間違いなく企画・開発の勘所は分かっているだろうし、

委託開発するにも、人脈があるから、ライトパーソンを見つけられるだろう。

そして、自前の強力なプロモーションメディアを持っている。

時代の普遍法則をきっちり押さえたこの戦略は、ひょっとしたら、最初から構想していたのではなかろうかと思ってしまうほどだ。だとしたら、この会社、まだまだ化けるかもしれない。
(偶然と必要の成り行きだとしても、それはそれで面白い)

この記事で、島田紳介のXとYの話に触れているが、XとYを上手に使った優れたビジネスである。

世界をどう変えるのかはさておき、見事なお手前である。


このエントリーをはてなブックマークに追加