2012年10月28日日曜日

スーパーギークに教えてもらった上達の方法

起業して間もない頃、スーパーギークに出会った。

口をきくのも申し訳ないくらいの、スーパーギークだった。

そんな方に訊いてみたかったことがある。

「プログラミングの上達のコツって何ですか?」

かの人は神だった。

記憶を辿ると、こんな内容だったと思う・・・

「そのアプリを本当に作りたければ、何でもすると思う。どんな難しい本だって読むし、ネットでも調べるし、英語のドキュメントだって読むようになる。」

「作りたいものを作れば技術が身に付く。そこで得た技術と新しく学ぶ技術を合わせて、また新しい物を作る。・・・こうして技術は積み重なっていく。」

「よく、『プログラミングできるようになりたいんです!』という人が来る。分厚い本を与えて『1週間で読んできて』というと、読んでいなかったりする。本当に作りたければ、そんなことはない。」

プログラミングに限らず、本当にやりたい気持ちがあれば、人はやる。

やると決めれば、その想いは本当か、確かめることができる。

なので、とにかくやろう。作ろうと気持ちを強めた日だった。


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2012年5月21日月曜日

焦らないための方法

人は結果を急ぐ。焦るなといっても焦るのは自然なことだ。

しかし、焦るのと急ぐのは違う。

では、焦るとは何か?

それを、私は成長ステップが見えない状態だと思っている。

自分もそうだし、相談しにくる後輩もそうだったが、例えば社会人2年目にして優秀な5年目でも難しいことができていないからといって焦るというケースがあるものだ。

あれは、自分がどういうステップを踏んでいくべきかが見えていないから、社会人2年目にして5年目水準の仕事ができていないと思うのである。

厳しい現場なので、何年目だろうが高い水準の仕事をこなせと言われるので、ピュアに焦っているつもりなのだが、成長論の観点では、それはあまり謙虚な了見ではないのかもしれない。

AとBという下積みを経ないと、求められるCという高水準の仕事はできないので、まずはAとBをやるべきである。
にもかかわらず、AとBをまずは着手しなければならないということに気づいていないというのは、成長論的には謙虚ではないことになる。

当の本人が自らの成長ステップの全体像を理解できるはずがないから、AとBを経て初めてCができるということを伝えるのが、メンターの役割である。そして、それに基づき、当の本人はAとBをとにかく早くできるようにすることに集中するのが正しいはずである。

焦っている場合ではない。

焦っているいとまがあったら、メンターあるいは、メンターがいなくてもメンター代わりになる人を見つけて、成長ステップの全体像を描き出すべきである。

焦っているなあと感じたとき、そんなことを思った。



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2012年4月27日金曜日

解けない問題があったときに考えること

解けないときは無理して解かないようにしようと思っている。

その代わり、なぜ解けないかを考えるようにしている。
そして、どうしたら解けるようになるかを考えている。

情報不足なのか、考え方の引き出し不足なのか、
「何を学習すればよいのか」を考えるようにしている。

いま関わっている問題は、学習しないと解けない問題がほとんどである。
学習テキストは本や記事でなく、「人」だったりすることが多い。

この間、営業の方が「売上が上がらない」と相談にいらしたのだが、
原因は「何を学習すればよいのか」、敢えて考えようとしなかったのだった。

「売上が上がらない」

「契約が取れる提案になっていない(過去の提案書の焼き直しになっている)」

「顧客に響く提案のポイントを知らない」

「そのポイントを上司・先輩に訊いていない」

「人間関係が上手くいっていない」

「管理職経験の浅い上司とのコミュニケーション技法を知らない」

ここまで書き下すと、よくありそうに見える話なのだが、
この営業の方からの相談は過去に電話で頂いていた。
「こういう業界の、こういう顧客で、どんな提案をしたらよいでしょう?」と訊かれ、
ずっと、どうだろう、こうだろう、と話していたのだった。

そして、対面で会った際、提案書を見せて頂き、「あれ?」と思ったのが、
問題解決の糸口になったのである。

「答え」は結局は自分自身で出さなければならないのだが、
「答え」に至る「材料」は誰かが持っていたりするものである。
その「材料」を誰が持っているかが重要だったりする。

想いが強すぎると、「答え」を出すことに必死になってしまい、必要な「材料集め」を怠ってしまうことがある。
相談に乗る方も、一緒に頑張って答え探しに協力してしまいがちだ。

解けないと思ったら、一呼吸置いて、今の自分にどんな材料が必要か考えてみよう~



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悩んだら訊く

「悩んだら訊く」――簡単なように見えて、簡単ではない。

いまの手持ちの情報量で考えて解ける問題か、そもそも解くのに必要な情報を持っているか、
それ自体が分かっていないことが多い。

また、十分な情報を持っていても、
考え方の引き出しが足りていないと答えにいきつけないことがあるが、
そもそも引き出しが足りているかどうかの判断がしにくい。

そこから自分に必要な「情報」と「考え方の引き出し」が何かを特定した上で、相談しにいく。

プロアクティブに相談するのは技術が要り、やはり難しいと思う。
でも、進んでやっていきたい。


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2012年3月4日日曜日

企業文化は会社設立90日で出来上がる

企業文化は会社設立90日で出来上がる、と私は思っている。どんなベンチャーでもそうだ。

私の会社はまだ従業員1名だが、サポートしてくれているチームメンバーが10人近くいる。その段階で、既に組織化が始まっている。

彼らは自由人だ。ほとんどがコンサルやエンジニアというキャリアを脱し、自由気ままに生きている人間である。

そして、元ヤン・ニート・オタクで構成されている不良軍団である。真面目な人もいるが、基本的に問題児しか集まっていない。

今回会社を作るに当たって、エスタブリッシュメント側の人間は極力入れないようにしている。

論理的に正しい解を即座に求めているのではなく(というか、そういう解を導き出す訓練は、私を含め、今のメンバーはよく経験しているし、そのことの重要性もよく承知している)、本能で自分たちがいいと思えるかどうかを大事にしている。
そのウワモノとして論理を積んでいく。

あまり知った口は叩きたくないが、論理的に考えすぎると、時々すさまじく道を外れるからである。これが、限られたメンバーによる組織の論理の始まりである。

境界を設けず、今は、ゆるく自由にやっている。メンバーも集めているというよりかは、自然に集まっている状態である。

と、いいつつ、しっかりリクルーティングしているので、この不良軍団に興味がある人を見つけたい。



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起業した理由

組織を飛び出してでもやりたいことが沢山あるから、である。

ビジネスと社会活動の2つの観点から考える。


コンサル時代、iPhone研究会という社内研究会を作って、クライアントへの提案を目指して、スマホアプリを使った事業案をいくつか考えた。
今のフクログ・iQonのようなコーディネートアプリや、スマポのようなポイントサービス、スタートアップウィークエンドで話題になった聖地巡礼アプリ等、時代の先を行ったアイデアをスマホ黎明期に沢山生み出していた。業務ツールアプリも考えていて、既にBtoBまで視野に入れていた。

でも、実現しなかった。
それは、当時の私のマネジメントスキルの問題や、本業の忙しさの問題等、いろんな理由があったが、どんなに私が習熟したとしても、組織の中では限界があるのではないかと感じた。

自分の中の発想は限りなくて、スマホを使ったビジネスなら、バンバン出せると思ったし、スマホという新しい市場ならチャンスはある。
そして、コンサルならではのビジネス感を持ったスマホアプリを企業に提案できると気づいたからである。「そのアプリ面白いけど、結局どのくらい儲かるの?」という問いに答えられるか。それは決して簡単ではないし、アプリの性質にもよるが、自分たちならできるのではないか、と思ったのである。


次に、社会活動の観点から起業した理由を言葉にしてみる。

私は元々社会学の研究者になろうとしていたというのもあって、社会への関心度が人一倍強い。
修士まで行ったが、博士課程に進まなかったのは、社会に直接働きかけるプレイヤーになることを検討したいと思ったからである。その結果、第一歩としてビジネスの道を選択した。

経営コンサルティングやその次に転職したベンチャー立上を経て、独立して、もっと社会性の高い事業ができると思うようになった。
自分が社会的問題だと思うものは沢山ある。それらの問題に、片っ端から取り組もうと思った。


自分が解決したい課題は無数にある。その中でも特に関心を持っているのはグローバル化である。

ソーシャルネットワークは、私たちの世界を広げてくれているが、知り合いの知り合い・・・と辿るだけでは、結局コミュニティに閉ざされてしまいがちである。ここに制約がある。

これを取っ払おうというのが「気持ちボタン」である。コミュニティの壁を突き破るのがミッションである。そしてこれは、世界の問題解決を加速させるインフラを作ることにつながる。

Consumer/CitizenのCレベルでビジネス/課題解決が加速する時代が訪れると思っている。次代のためのインフラを作りたい。

組織を飛び出してでもやりたい人による、組織を飛び出してでもやりたい人のためのWebサービスを作っていくことがCrispでやろうとしていることである。



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2012年2月6日月曜日

好きな起業家・Webサービスを理解しておく

成功している人・事業をベンチマークする習慣は誰もがあるのだろうが、実は自分の好きな起業家・Webサービスを理解しておくことには意外に無頓着だったりする。

自身の経験と仲間の経験を通じて、
自分の「好き」を理解しておくことは、事業のある場面(※)において、非常に重要だと気づいたので、
メモしておくことにする。

※答えは伏せておきます(笑)

・ミクシィ
SNSであることを徹底して貫いている信念もそうだが、FindJobとの2本柱である点に本能レベルで惹かれる
・NAVERまとめ
まとめると、便利だし、楽しいし、PVと言う形でどれだけ盛り上がっているかが見えて楽しい
(=投稿するエクスペリエンスに優れている)
※nanapiも好きだが、まだそういう経験ができていないのが不思議。でも、いつかしたい
・Fancy
この美しさ、本当に好き。画像の上にポインタ乗せると、ボタンが出てくるのが気持ちいい
・Dropbox
PC2台使っている身としては、最高に便利

こうしてみるとシンプルなサービスが好きなようである。
そういう性格のようである。
意外に美的楽しさとか、知的楽しさとかも大事にしているようだ。
・・・などと気づく。

この発見を、自分のサービスにどう反映するのか、とか、どういう人と組むのか、とか、事業のいろんなところに仕掛けていくと、
他サービスの長所を「Z:本能」(高いアスピレーション)で吸収していくことができるのかもしれないなと思ってみたりする。




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