2012年10月28日日曜日

連続的成長と非連続的成長

先日、とある場所で、成長には2種類あるという話を学生さんにした。

1つは、連続的成長。勉強みたいに、1個ずつ知識を蓄えて、徐々に問題が解けるようになる、という種類の勉強だ。

もう1つは、非連続的成長。仕事していて、超理不尽で「なんか納得いかない!」・「苦しい!」と思うようなときでも、頑張っていると、ある日急に発想の転換を伴う等して、出来るようになることがある。

俗にブレークスルーと呼ばれているのは後者のことだ。

そこに来ていた学生さんは、みんな頭がいいし、ロジカルである。ロジカルであるというのは1つの才能でもあるけど、自分のロジックではありえないことを理不尽として、途中でその仕事を投げてしまうことがある。

すると、非連続的な成長が遅くなってしまうので、何も考えずにばかになれる人にいつか追い越されてしまう。なので、非連続的な成長というものを早く体感することが重要である。

そんな話をした。そしたら、そこにいらした仕事人の方が、「苦しいと思ったときは実は転職しない方がいい。乗り越えたときに転職した方がいいよ」とフォローしてくださった。

今は、大企業でもベンチャーでも、ロジック=有用と言われすぎている。
有用なだけに、ロジックは怖い。
その危険性を理解した上で、ロジックを使っていきたいものである。。。


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